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滞在費用の準備と管理 2

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SEPA

これまでドイツ国内からドイツ国内の銀行口座に送金する場合に必要だったのは、口座番号(Kontonummer、略称 Kontonr.)と銀行コード(Bankleitzahl、略称 BLZ)だけでした。口座の種類は振替口座(Girokonto)と決まっているので、日本のように「口座の種類はなんですか。」と、口座の種類を聞く必要はありません。「でも、銀行の名前が要るでしょ。」と思われるかもしれませんが、銀行コードを入れれば、システムが自動的に銀行(支店)名を見つけるのでなくても構いません。あっても困るものではありませせん。でも、受取人の名前が要るでしょ。」と思われるかもしれませんが、インターネット送金では「名無氏の権兵衛」でちゃんと送金できてしまうから恐ろしい。名前が間違っていても送金されてしまうのです。日本では国内送金なのに送金手数料がかかりますが、ドイツでは国内は言うに及ばず、EU内は送金手数料は無料です (オンライン送金に限ります)。EU内の送金で送金にお金がかかるのは、銀行の窓口で送金を依頼するときのみ。又、窓口からの送金では、受信人の名前と口座の名義が一致しているか確認されます。

ドイツから国外への送金をする場合はちょっと面倒で、IBAN(国際口座番号)とBIC(銀行認証番号)が必要でした。日本を含めたアジアの銀行ではIBANが存在していないケースが多く、 さらにはBICを未だにSWIFTと呼んでいる銀行も少なくないので、日本人には馴染みのない記号(暗号)です。ところがEUの統合により銀行システムも欧州内で統一される事になり、2014年2月1日からドイツ国内とEU内外国への送金の違いがなくなりました。すると、「外国送金も、Kontonr.とBLZだけで済むんですか?」と楽観される方には残念ですが、現実はその逆。国内送金でもIBANとBICが必要になりました。

ドイツに口座を持っている方には銀行から、「SEPA送金システムが導入されます。」という手紙が届いているので、おそらくこれを見た方も少ないないと思います。しかし、「SEPAって何ですか。」というお問い合わせが未だに多いので、まずは用語の説明から。SEPAとは、Single Euro Payments Area (統一ユーロ支払いシステム)の略称で、ドイツ語ではEinheitlicher Euro-Zahlungsverkehrsraumです。ドイツ語ではドイツ語を母国語としない人には理解できないので、英語の表現が採用されました。送金を受けるときに、「えっつ、いーばん?」と焦らなくて済むように、まずは自分の口座のIBANとBICを確認しておこう。一番簡単な確認方法は、銀行から届いているが真面目に見ていない口座明細の欄外をチェックすること。そこにIBANとBICがちゃっかり明記されている。あるいは2014年2月以降に口座を開設された方には、銀行カード(ECカード)の裏にIBANとBICが明記されています。

IBANは22桁のアルファベットと数字で構成されており、覚え難く、"IBAN der Schreckliche"「恐ろしいIBAN」とドイツ人には、至極人気がありません。当然、「今までちゃんと機能していたシステムを、何で複雑な方法に変更するのか。」と立腹していますが、この新しいシステムによりこれまでは(土日を含まず)5日間かかっていた送金が、国内送金と同じ3日以内で済むことになりました。又、ドイツ人が(例えば)スペインに別荘を借りている場合、家賃はわざわざスペインの銀行に口座を作らなくても、ドイツ国内の銀行口座からの自動引き落としが可能になります。こうして欧州全域での支払いが、ドイツ(あるいはその他の国)の銀行口座ひとつだけで済むので、国境によるバリアがなくなり、経済の活性化が見込まれています。
 
Lastschrift
インターネットでお買い物をすると、代金の支払い方法には、

 口座引き落とし / Lastschrift

 Paypal

 銀行送金(前払い)/ Vorkasse

 クレジットカード

 即送金 /Sofortueberweisung

が可能です。もっともアマゾンは口座引き落としかカード払いのみ。このように利用される店により、支払い方法は異なります。日本のようにカードで支払うとポイントが貯まるという利点はないので、分割払いが必要な方でなければ、クレジットカードを使用するケースは少ないです。ドイツで一番人気があるのは、Paypal。金銭上のトラブルになった場合、無料で仲裁してくれるのがありがたい。ただしPaypalで支払いを受けるお店には、売買契約がすぐに成立するという利点はあるが、Paypalへ相応の料金を払う必要があり経費がかかります。そこで、「送金で支払えば、3%割引。」というサービスを提供している小売業者もあります。

            
Paypalと同じように安全で、お店にも手数料がかからない便利な支払い方法が口座引き落とし、"Lastschrift"です。この支払い方法を選択すると口座から代金が引き落とされて、お客には送金の手間が省け、(日本と違って)手数料もかからない。小売店には少々手数料がかかるが、すぐにお金が入ってくるのでありがたい。消費者が「こんな引き落としを認めた覚えはない。」と不審に思った場合、銀行に出かけて、「この引き落としは無効です。」と言えば、お金が戻ってくる。しかもその期間は8週間もあるので、休暇から帰ってきて「この引き落としは何?」と思った場合でも、十分に間に合う。口座引き落としと聞けば、「大丈夫かな。」と思ってしまうが、実際にはとっても安全な方法なので、安心して使用できます。
            
           


      
クレジットカード

前のページで書き損じたクレジットカードでのキャッシング。安全性が高いので、クレジットカードを持参される方も多い筈。もっともクレジットカードでのキャッシングは、安くない。例えばドイツで発行されたクレジットカードで、EU内の外国、例えばオーストリアやフランスで現金を引き下ろすと、3%(運が悪いと4%)の手数料が取られる。EU外の外国、例えばスイスや日本では、さらに「外国使用料」が1〜2%上乗せされる。

日本のクレジットカードでキャッシングすると、驚くなかれ、最低でも18%、最高28%もの利子が付く。例えば1ヶ月の留学中に10万円、キャッシングしたとする。最悪の場合、手数料は2万8千円。もっともこれは年率。カードで使用した金額は40日後に引き下ろされるのが通例なので、手数料は3100円程度。これに加えて海外使用料金が1.6%、1600円加算されて、合計4700円ほどの手数料を払うことになる。つまり海外でキャッシングすると、4.7%の手数料がかかることになる。1ヶ月程度の留学ならまだ我慢できる範囲。これ以上長期の留学をされる場合、前のページで書いた他の方法を考えた方がいい。

「クレジットカードはスーパーなどで使えますか。」というお問い合わせも人気のひとつ。普段は見落としてしまうが、入り口の扉に支払いに利用できるカードを張り出している店も多い。入店される前に、一度止まって入り口のドアを観察してみよう。スーパーの大手であるRealReweでは、このような告知は張り出されていないが、カードの使用は問題ない。レストラン、居酒屋、ガソリンスタンドでもクレジットカードでの支払いは可能。カード払いができないのは、現金商売をしている理髪店、パン屋、キオスクなどだ。

クレジットカードを使用すると、カードの情報は遅かれ、早かれ、流出するようだ。年数回、休暇のホテル予約でクレジットカードを使用するだけだったが、カード番号が流出した。カード会社から電話があり、「おかしな引き落としがあったので、支払い要求を拒否、同時にカードを無効にしました。」と言う。カード会社が言うには、入手したカードがブロックされていないどうかチェックする目的で、まずは目に付き難い小額の引き落としがあるという。もしうまく現金が卸せたら、一気に多額の金が引き出されるという。「店舗のシステムにハッカーが侵入、データを盗んで行くこともあるので、店舗の責任ではありません。」とカード会社。

その後、新しいカードが届くまでに3週間かかった。留学中にカード情報が流出、日本からカードを送ってもらうともっと時間はかかるだろうし、日本からドイツにカードを郵送する方法は非常に危ない。低賃金で働いている派遣の郵便局員は、封筒に触ってカードが入っているのがわかるとカードを抜きます。現金を郵送しても同じ。カードをどうしてもドイツに郵送するなら、CDケースに入れて送るなど、触っても中身が分からないような工夫をお忘れなく。
カードを失くしちゃった!
ドイツでクレジットカードを失くしたら、ドイツで発行のカードであれば、すぐに銀行に電話して、カードでの支払いを止めてもらおう。「週末で銀行が閉まってます!」、あるいは「銀行の電話番号がわかりません!」という場合は、116116に電話しよう。この番号は、カードを失くした人が共通して電話できる番号だ。カード番号がなくても、銀行の口座番号さえわかればいい。もっとも、「口座の番号もわかりません。」という場合は、口座を持っている銀行に電話して、カードを使用不可にしてもらう事になるが、週末だったら何もできない。「カードが悪用されやらどうしよう。」と、心配で夜も眠れない事になる。
そんな目に遭わないように、銀行口座の番号は暗証しておくか、これができない場合は旅行/留学前に口座の詳細をワードなどに書いて、ノートパソコンの秘密のフォルダーに隠しておこう。
日本で発行されたクレジットカードをドイツで失くした場合は、しんどい。日本の銀行、カード会社はドイツのように「どのカードでも、失くしたらここに電話ください。」という番号がなく、カード会社により番号が異なる。大方の場合はカードが失くしてから、「どうすればいいの?」と途方に暮れてしまう。お財布を盗まれるとパニックに陥り、冷静に思考ができる人は稀なので、「私は大丈夫。」と安心しないで、出発前にカード紛失の際の連絡先を確認、しっかり書き留めておこう。


             

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