投資 雨にも負けず

間もなく配当金シーズン 2024年度高配当銘柄はコレ!

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間もなく配当金シーズン 2024年度高配当銘柄はコレ!

長く待った甲斐がありました!

今年もやっと

「配当金シーズン」

がやってきました。

「独り勝ち」

してないで、皆さんにもドイツの高配当銘柄を紹介いたします。

間もなく配当金シーズン 2024年度高配当銘柄はコレ!

表題に、

「2024年度」

と書きましたが、今年支払われる配当金は

「2023年度の業績」

に対して支払われます。

この為、正しくは

「2023年度分配当金」

となります。

米国では四期ごとに配当金を払う銘柄もありますが、ドイツは基本、年に一回です。

日本では、

「株主優待券」

などありますが、ドイツには存在していません。

株主には優待券ではなく、

「キャッシュ」

で配当が支払われます。

おまけに配当率は日本の比じゃない!

ドイツの高配当銘柄を知ったら、日本にはもう投資できません。

では以下に

「ドイツの高配当銘柄」

を紹介していきます。

保険会社 アリアンツ

保険会社 アリアンツ

保険会社は伝統的に高配当です。

数多い保険会社の中から選ぶなら、アリアンツです。

質問
何故?

 

配当率が一番いいからです。

当然、大人気。

株価は今、過去最高値圏。

配当金は13.80ユーロ。

今の株価で換算しても5%を超える配当率。

頭の片隅に置いておき、

「次回の修正」

の時に購入したい。

再保険会社 Münchner Rück

再保険会社 Münchner Rück

保険会社の保険会社を再保険会社と言います。

保険会社同様、

「高配当」

な業界です。

その中でも筆頭が

“Münchner Rück”(通称 MuRe)

です。

世界最大の再保険会社です。

見てくださいこの株価の動き。

「落ちたら買おう!」

と思ってると、落ちないので買えません。

配当金は15ユーロ。

今の株価で換算しても3%を超える配当率。

株価が高騰しているので

「高配当」

とは言い難いが、

「投資しても毎晩、ぐっすり寝たい。」

という方向きの銘柄です。

頭の片隅に置いておき、

「次回の修正」

の時に購入したい。

でも落ちない。

メルセデス ベンツ

メルセデス ベンツ

言わずと知られたメルセデスベンツ。

意外と高配当です。

配当金は5.20ユーロ。

今の株価で換算しても7%を超える配当率。

個人的には株価が高過ぎ。

株主総会は5月8日です。

翌日、配当金が払われます。

5月7日までに株価が落ちれば買い。

落ちない場合は、株価の修正を待って購入したい。

車銘柄は保険業界と異なり、株価が激しく動きます。

「毎晩、ぐっすり寝たい。」

という方には、あまり向いていないです。

配当金の真珠 Freenet

配当金の真珠 Freenet

ドイツで

「配当金の真珠」

と呼ばれているFreenet。

以前はネットのプロバイダーや携帯電話事業をやってました。

今はテレビ関連事業にも進出。

もっともドイツに住んでいても、名前を聞くことがない会社です。

参照 : freenet

 

5月8日に株主総会があり、翌日1.77ユーロの配当金が支払われます。

今日の株価で換算しても、7%以上。

もし株主総会までに大きく株価を落とすなら、買いたい銘柄です。

質問
何故?

 

株価は今、過去最高値圏内。

今買うと、株価があがる見込みより、下がる可能性の方が高い。

ケミカルカンパニー BASF

ケミカルカンパニー BASF

世界最大のケミカルカンパニーBASF。

ロシアからの安いガスでイケイケドンドン!

プーチンの戦争でガス価格が上昇。

株価は落ち目。

加えて景気後退で、売り上げ減。

全然買う気になりませんが、配当金がいい。

4月30日に株主総会。

翌日に3.40ユーロの配当金が支払われます。

今日の株価で換算しても、ほぼ6.5%。

「2024年は業績が改善する!」

との予測で株価も回復。

が、予想取り業績が回復するか、それは神のみぞ知る。

車部品 & 工業品メーカー Schäffler

車部品 & 工業品メーカー Schäffler

車部品 & 工業製品メーカーのシェフラー。

2023年度は業績を上方修正したのに、株価が下落した会社。

質問
何故?

 

電気自動車部品を製造するVitescoという会社を買収したんです。

「増資するんじゃないか?」

「配当金を削るんじゃないか?」

との不安から、株価低迷。

結局、シェフラー一家が保有する株を売却して買収費用を出すことに。

なのに株価が戻ってこない。

4月25日に株主総会。

翌日に45セントの配当金が支払われます。

今日の株価で換算しても7.3%。

そもそも高配当の銘柄じゃなかったのに、業績改善で配当金上昇+株価低迷で高配当銘柄に変身!

2024年度配当金の王様 DWS Group

2024年度配当金の王様 DWS Group

ドイツ銀行子会社の投資信託会社

”DWS Group”

参照 : DWS

 

「グリーンウオッシング疑惑」

で度々、検察の強制捜査を受けています。

「今日、検察がDWSの社宅を強制捜査しました。」

という

「超~ブル~」

なニュースが報道される度に、

「いつかは春が来る!」

と追加購入。

そして3年振りに春がやってきた!

ちょうど検察から

「また」

強制捜査が入った翌日、

「特別配当を出します。」

と告知。

6月7日に株主総会。

その翌日に通常の配当金2.1ユーロ+特別配当4ユーロ、合計6.1ユーロが払われます。

今日の株価で換算しても15%超え。

私の購入価格では20%超え。

春が来た~!😢

ドイツ銀行 青田買い

ドイツ銀行 株価

最後にユーチューバーやブロガーが

「経営破綻した。」

とデマを流し続けているドイツ銀行も紹介しておきます。

経営破綻している筈のドイツ銀行、2023年度は

“Ebita”(税金を払う前の収入)

で過去最高益を記録。

もっとも子会社の件で一緒に検察の強制捜査が入ったり、

「違法な商売」

で訴えられたり、罰金を科され続けているのは事実です。

最新の罰金は2024年3月20日。

 

まだまだガバナンスに問題あり。

が、ビジネスは最高潮。

5月16日に株主総会があり、翌日45セントの配当金が支払われます。

今日の株価で換算して3.1%。

質問
それで高配当?

 

おいしいのは2025年度、すなわち2年後の配当金です。

ゼービンク頭取は業績発表で

  • 余剰人員の追加解雇
  • 自社株買戻し
  • 2024年度は65セント、2025年度は1ユーロの配当金

を告知。

以来、株価はイケイケドンドン。

1ユーロの配当金なら、過去5年最高値の今日の株価で換算しても7%超えの配当率。

夏に修正が来たら、

商用不動産危機 2008年のリーマンショックを超える?

目一杯追加購入じゃ!

-投資, 雨にも負けず

執筆者:

nishi

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