観光 雨にも負けず

ベルクホーフを探せ!

投稿日:2018年4月1日 更新日:

ドイツではナチス関連はタブーです。

ドイツに住んでいない方は、
「なんで?」
と思われるかもしれません。

ドイツはナチス政権下、数百万もの人間を殺害。
戦争で死んだ人も加えれば数千万人。
威張れるものではありません。

しかし、どの国にも歴史を学ばず、
「世界に冠たるドイツ」
に憧れる人がいます。

そんな人間の
「聖地」
にならないようにヒトラーの別荘

“Berghof”(山荘)
は戦後、大金を使って撤去されました。

とりわけ有名なのが、パノラマ窓

でも外国人にとって、
「見てみたい!」
というのは正直な感想。

駐車場からさほど離れていない場所にあるんです。

でも上述の理由から
「ヒトラーの別荘跡はこちら。」
という標識は出ていません。

駐車場の横に資料館があります。

この景色、パノラマ窓からの景色に酷似。
この近くにあったに違いない。

駐車場で横に車を停めたお隣さんに、
「ヒトラーの山荘は何処か知ってる。」
と聞くと、
“Mir nach”(俺に続け。)
と無償で道案内を買って出てきました。
「おお、それはご親切にありがとう。」
とお礼を言って、ついていきます。

10分くらいで到着。
残っているのは、除去できなかったコンクリの土台だけ。

ここまで来ると、
「ばれたら仕方ないか。」
と看板が。

この看板の前が、有名なパノラマ窓のあった場所。

木さえなかったら、当時と同じ景色を堪能できたのに。

皆まで言えば、それを阻止するためにここにわざわざ植林したんです。
かなりの徹底振りです。

ナチスがどれだけ
「タブー」
なのか理解できると思います。

「残念、山荘を見てみたかったのに!」
と言われる方に、こっそり教えます。

かってここは同じような山荘が並んでました。

ヒトラー、正確には
「悪魔のコピー」
と言われる秘書官のボルマンが、その山荘のひとつを買いました。

そして税金を使って豪華な別荘に改装。

ちょっと先に行くと、ヒトラーが買ったと同じ山荘がまだ残ってます。
コレです。

名前は、
“zum Türken”(いざ、トルコに。)

山荘の持ち主が、ハンガリーまでトルコ征伐戦に出征したのが名前の由来です。
現在はホテルとして営業中。

この宿屋はバイエルン政府にとって問題児。
というのも総統用防空壕がこのホテルの敷地にあるんです。

ホテルは入場料を取って一般に公開。

バイエルン政府は禁止したいが、個人の所有物なので禁止できず。
実は一度、禁止したこともあるんです、

が、裁判で負けました。
私がいった日は、すでに閉館時間。

観たい方は、15時までに行ってください。

ベルヒテスガーデンの町も短く紹介。

公園のベンチからの眺めは

最高でした。

市内には、いかにも山岳地方らしい建物。

右は領主の城。

左は言うまでも泣く教会で、

アーケードの壁には、

戦争で死んだ若者を弔う壁画。

ベルヒテスガーデンの街は山の斜面にあります。

ところどころ、谷を見下ろすことができます。

山の上はホテルとレストランばかり。

市民はここで生活しています。

ベルヒテスガーデン自体は
「ボチボチ」
ですが自然が綺麗。

史跡が魅力。

ドイツ滞在中、一度は見ておきたいです。

 

-観光, 雨にも負けず

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