町の紹介 エギスハイム

Eguisheimはフランスのアルザス地方の人口1700人のワイン農村。アルザスの観光名所として有名なコルマーの町の南西に位置している。その距離はわずか7km。ワイン街道の有名な観光地リクヴィールから30km、カイザースベルクからは20Km。

名前の起源

11世紀にこの地の貴族の家にて Bruno von Egisheim-Dagsburg という人物が生まれる。その後、この人物がローマ教皇になると、町はこれを大いに祝って、町の名前をエギスハイムに変名してたといわれている。

町の歴史

エギスハイムにはすでにローマ帝国の駐屯地が築かれて、ローマ兵が駐屯していた。7世紀にフランケン地方の公爵家が、エルザス伯爵領を設けたのがエルザスの始まり。エルザス伯爵領の領主に納まったのは、ドイツ第一帝国を築いたカール大帝の親戚にあたるエギスハイム伯爵。

城塞都市

12世紀になるとエギスハイムは町を二重の城壁で囲む、城壁都市になる。長いことそのままの姿で残っていたが、18世紀になると時代の流れに逆らえず、城壁の周囲にめぐらされていたお堀は埋められて、監視塔は取り壊れてしまう。唯一、城壁は家屋の壁として利用していたので、今日まで残ることになった。

エギスハイム観光

フランスでは国内にある村を “Les plus beaux villages de France“(フランで最も綺麗な村)として表彰している。アルザスにある5つの村がこの表彰をいただいているが、エギスハイムはその村のひとつ。同じく表彰されたリクヴィールの村に比べて観光客が少な目なので、歩きやすく、写真撮影にも向いています。

丸い町

エギスハイムの町は丸いです。城壁に沿って歩いていると、出発地点に戻ってくるので迷う危険なし。おまけに1周しても1時間で済みます。かってエギスハイムが城塞都市だった頃、村の周囲にはお堀が巡らされて、城壁と監視塔が築かれていました。その際、城壁を家の壁として利用していたので、当時の姿の家屋がぐるりと町の周囲に巡られています。それも二重に。

村の中心部には、また城砦があります。かってここには押し寄せる敵を監視する塔がありましたが、その後、これを取り壊して教会が設置されました。村の名前の起源になったローマ教皇エギスハイムが生まれた場所という伝説があり、立派な噴水に石像まで建っています。

骸骨屋敷

さまざまな色の骸骨屋敷が立ち並んでいますが、16世紀の頃は色は高価な物。当時はこんな色には描かれておらず、枠組みの木と漆喰だけ。今の姿になったのは20世紀になってからです。家屋の多くはワイン農家。入り口には大きな石作りの門があり、収穫したワインを馬車に載せて、そのまま前庭に入れるように設計されています。町の随所には見事な民家が立ち並び、当時の建築家の創造性に脱帽です。

噴水/井戸

要塞都市だったので、村が包囲されることを予想して、村のあちこちには井戸が掘られました。現在でこのこの井戸のほとんどは稼働中です。人口が少なく、環境汚染がほとんどないエギスハイム村では、(場所により)井戸/噴水の水が飲めます。エルザスのエビアンです。

 

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