町の紹介

Riquewihrはフランスのアルザス地方にある村。アルザスの観光名所として有名なコルマーの町の北西に位置している。その距離はわずか12km。お隣にはこれまた有名な観光地、リボヴィレがあり、車で15分しか離れていない。

町の名前の起源

リクヴィールの村はフランケンからやってきたドイツ人がこの地に移り住んで、農耕を始めた。この地所を”Richo villa”と呼んだのが村の名前の起源と言われている。その後、伯爵領になり13世紀には村の周囲に城壁が築かれた。14世紀には町に昇格、当時の町の所有者だったのはReichenweier家。これが原因で、この町はドイツではライヒェンヴァイアーと呼ばれている。

町の歴史

14世紀、ライヒェンヴァイアー家は、この地をヴユルテンベルク公爵に売却。30年戦争中は戦争の被害にあったが、ヴユルテンベルク領に留まった。18世紀にフランスで革命が起きると、ライヒェンヴァイアーの市民はその理念に熱狂、ドイツ領ではなく、フランス領になると市議会で決定される。革命の余波がドイツに飛び火することを恐れたヴユルテンベルク家はこれをしぶしぶ認めて、ライヒェンヴァイアーは初めてフランス領となる。

その後、戦争の度にドイツ領になったり、またフランス領になったりしたが、ドイツの第二次大戦での敗北後から、フランス領に戻り今日に至っている。

リクヴィール観光

リクヴィールは人口1100人の村。電車やバスは走っていないので、車で向かうしかありません。それでもコルマーからタクシーで15分程度なので、すぐに着けます。自家用車で向かわれる方、町の周囲には駐車場が設けられています。ここで車を止めてから、村の中に入りましょう。村の中は住人を除き、駐車禁止です。

リクヴィールの村は16世紀の趣を残した村。もっと正確に言えば、村全体が16世紀から保存されて残っているので、村全体が史跡です。一番の見所は村の中央部分。ちょうど4つの通りが交差する場所です。ここには見事な屋敷が並んでおり、後ろには教会の塔もあって、文字通り絵になります。観光案内所もここにある黄色い建物の中にあります。

城壁

かってこの村は城壁で囲まれており、要所、要所には塔と門が設けられていました。今日まで生き延びたのはひとつだけ。町の唯一の目抜き通り、入り口にある”Hotel de Ville”(市役所)から直進すると、500mほどでもう町の端っこに達して、塔と門が見えてきます。塔の先にある門には、つり橋を下ろすクレーンが残っています!かって村の周りにはお堀が巡られおり、村に入るにはこのつり橋を下ろすようになっていたんです。

かってのお堀は埋められていますが、周囲に比べて低くなっているので、輪郭が見て取れます。ここには馬に乗って疾駆する女性の荒々しい銅像が飾られていました。きっと村の有名人だと思いますが、フランス語なので由来は不明のまま。

著名な観光地

リクヴィールは日本では無名ですが、アルザスワイン街道で最大の見所として、アルザスを知る人は有名です。人口1100人の町に数千の観光客が訪れて、文字通り町の人口は数倍になります。当然、人口1100人の村なので、レストランの多い事!並んでいる家屋は、レストラン、レストラン、ワイン農家、ワインの販売店、レストラン、お土産店といった具合です。でも日本のように景観を壊す看板が出ていないので、写真を見てもわかる通り、全く自然です。

「どこのレストランに入るか?」と悩んだ末に、目抜き取りにある目の覚めるような真っ青の色のレストランで食事をとりました。アルザスの特産品、”Flammkuchen”、フランス語で”tarte flambée”を注文。まずはそのサイズに驚き。コルマーやシュトラースブルクの倍のサイズ。そしてトッピングの量が桁違い。そしておししい!これまで食べたアルザスピザの中では最高の出来栄えでした。

夜になると観光客の姿は消え、人口1100人の村と数百人の宿泊客に逆戻り。一人で歩いていると、中世に戻ったような気分になります。正直に言うと、昼間は観光客が多過ぎ。何処を撮っても前をあるく観光客の頭や腕が入ってしまいました。それでも「フランスで最も綺麗な村のひとつ。」との評価を得ているだけのことはあります。見てみる価値は十分にあるので、お昼を兼ねて是非、足を運んでみてください。

 

« 1 of 2 »