街の紹介 リクヴィール

リクヴィール 骨組みが美しい屋敷リクヴィール / Riquewihr はフランスのアルザス地方、ワイン街道の街。街の直径は1Kmにも満たないので、すぐに街の端まで達しちゃいます。この人口1200人ほどの小さな町に、毎日、数千人の観光客が押し寄せます。ワイン街道の村の中でも、とくに観光客に人気な街です。

行き方

この街はコルマーの町の北西に位置している。その距離はわずか12km。コルマーのバス駅から106番のバスに乗れば、30分少々で行けます。リクヴィールのお隣にはこれまた有名な観光地、リボヴィレがあり、車で15分しか離れていない。

名前の起源

リクヴィールは、ドイツの中東部のフランケンからやってきたドイツ人がこの地に移り住んで、農耕を始めたのが村の始まりだ。この地所を”Richo villa”と呼んだのが村の名前の起源と言われている。その後、伯爵領になり13世紀には村の周囲に城壁が築かれた。

14世紀には街に昇格、当時の町の所有者だったのはライチェンヴァイアー / Reichenweier 家。これが原因で、この町はドイツではライヒェンヴァイアーと呼ばれている。

リクヴィール の歴史

14世紀、ライヒェンヴァイアー家は、この地をヴユルテンベルク公爵に売却。30年戦争中は戦争の被害にあったが、ヴユルテンベルク領に留まった。18世紀にフランスで革命が起きると、ライヒェンヴァイアーの市民はその理念に熱狂、ドイツ領ではなく、フランス領になると市議会で決定される。

革命の余波が領内に飛び火することを恐れたヴユルテンベルク家はこれをしぶしぶ認めて、ライヒェンヴァイアーは初めてフランス領となる。

その後、戦争の度にドイツ領になったり、またフランス領になったりしたが、第二次大戦でのドイツの敗北から、フランス領に戻り、今日に至っている。

リクヴィール 観光

リクヴィール メイン通りと見事な黄色い骸骨屋敷自家用車で向かわれる方、町の周囲には駐車場が設けられています。ここで車を止めてから、村の中に入りましょう。村の中は住人を除き、駐車禁止です。

リクヴィールの村は16世紀の趣を残した村。もっと正確に言えば、村全体が城壁に囲まれた形で16世紀から保存されて残っているので、村全体が史跡です。一番の見所は村の中央部分。ちょうど4つの通りが交差する場所です。ここには見事な屋敷が並んでおり、後ろには教会の塔もあって、文字通り絵になります。観光案内所はここにある黄色い建物の中にあります。

Hotel de Ville / 市役所

街の唯一の目抜き通り、入り口にある”Hotel de Ville”(市役所)から直進すると、500mほどでもう町の端っこに達して、塔と門が見えてきます。塔の先にある門には、つり橋を下ろすクレーンが残っています!かって村の周りにはお堀が巡られおり、村に入るにはこのつり橋を下ろすようになっていたんです。

城壁

かってこの村は二重の城壁とお堀で囲まれており、要所、要所には塔と門が設けられていました。近代化に伴い外堀は埋められ、外壁は取り壊れて、監視塔の多くは撤去されました。今日まで生き延びたのは内塀とわずかな監視塔だけ。

リクヴィール 監視塔と綺麗な家屋ドルダー / Dolder

街中に唯一残っている監視塔がドルダー/ Dolder だ。建造されたのは13世紀!内部は博物館になっており、当時の武器などが陳列されている。

銅像

お堀は埋められていますが、周囲に比べて低くなっているので、輪郭が見て取れます。ここに馬に乗って疾駆する女性の荒々しい銅像が飾られていました。きっと村の有名人だと思いますが、フランス語なので由来は不明のまま。

アルザスワイン街道で最大の見所

リクヴィール 馬に乗る女性の銅像リクヴィールは日本では無名ですが、アルザスワイン街道で最大の見所として有名です。毎日数千の観光客が訪れて、文字通り町の人口は数倍になります。こうした観光客の落としていくお金を目当てにした、レストランの多い事!並んでいる家屋は、レストラン、レストラン、ワイン農家、ワインの販売店、レストラン、お土産店といった具合です。

でも日本のように景観を壊す看板が出ていないので、写真を見てもわかる通り、全く自然です。

「どこのレストランに入るか?」と悩んだ末に、目抜き取りにある目の覚めるような真っ青の色のレストランで食事をとりました。アルザスの特産品、”Flammkuchen”、フランス語で”tarte flambée”を注文。まずはそのサイズに驚き。コルマーやシュトラースブルクの倍のサイズ。そしてトッピングの量が桁違い。そしておししい!これまで食べたアルザスピザの中では最高の出来栄えでした。

夜になると観光客の姿は消え、人口1100人の村と数百人の宿泊客に逆戻り。一人で歩いていると、中世に戻ったような気分になります。正直に言うと、昼間は観光客が多過ぎ。何処を撮っても前をあるく観光客の頭や腕が入ってしまいました。それでも「フランスで最も綺麗な村のひとつ。」との評価を得ているだけのことはあります。見てみる価値は十分にあるので、お昼を兼ねて是非、足を運んでみてください。

何処に泊まる?

リクヴィール 旧市街の中心部に建つ家正直に言えば、もっと大きな村に泊まったほうがいいです。人口1200の村にはスーパーもパン屋もありません。上述の通り、あるのはお土産屋とレストランばかり。夜はとっても寂しいです。そんな事とは露知らずらず、泊まったホテルがドウラクロンヌ

どうしてここに?それは駐車場とWi-Fiがあったから。ネット環境が一番心配でしたので、駐車場もあるここにしました。ホテルは本当に街のど真ん中。道が狭く、歩行者専用の街中に車で乗り入れるので、「本当に車で入ってもいいの?」、「まさか、行き止まりの道じゃなないよね?」と、とっても心配でした。

黄色の観光案内所(ドイツ語が通じます!)で道を聞き、この角を右に曲がると、20m先にホテル発見!行き止まりでなくてよかった~。駐車場は結構広く、多くの旅行者の車が止まっていました。受付のおにいさん、流暢なドイツ語を話します。

肝心の部屋は?16世紀の建物ですから、あまり期待しないように。あちこちきしみます。1階はレストランなので、細い階段で2階へ。エレーベーターはありません。荷物も自分で運びます。廊下には骨董品の家具が置かれて(飾れて?)いました。

部屋は狭くもなく、広くもなく。照明は暗いです。小さなテレビもありましたら、フランス語の番組ばかりなので、すぐに消しました。肝心のWi-Fiは?それがちゃんと使えました。一安心。仕事をする椅子は決して快適ではなかったですが、まあ、観光地で仕事をする人はいないので、仕方なし?

街中のホテルは騒音(酔っ払い)が心配ですが、静かでした。とうか静かすぎます。夜間撮影に出かけると、路上を歩いているのは野良猫と酔っぱらった数名の観光客だけ。朝一番に観光客が押し寄せる前に撮影に出かけると、仕入れのトラックがレストランの前に駐車。シャッターチャンスを逃しました。

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