コロナウイルス の蔓延によりドイツ留学を控えたお客様から、

「ドイツの感染状況は?」

「いつから入国が可能に?」

というお問い合わせを、何度かいただいております。

ドイツに関するニュースの確かな情報源がないために、不要な心配をされる方が多いようです。そこでここではドイツの達人が、本当のコロナウイルス 関連 – ドイツ入国情報をお伝えします。

スペイン政府 7月1日からの外国人受け入れを宣告!

スペイン国旗

コロナウイルスの蔓延で被害の多かったスペイン、7月1日からの外国人受け入れを発表。

ちなみにイタリアは6月1日から外国人観光客の受け入れを開始します。

「イタリアと同じように6月から」

と、数多くのスペイン人が願っていましたが、首相は慎重策を優先。

しかしながらこれでドイツ人の大好きな休暇先、マヨルカ島、イビッツア島での休暇が可能に!

速報 ギリシャ政府 7月1日から外国人観光客受け入れを決定!!

今日は次々にニュースが届くので、更新が大変!うれしいけど。

不思議なことにコロナウイルスが蔓延することのなかったギリシャ、

「早く EU の国境を開けて外国人観光客を受け入れて! 」

と要請してきました。

そのギリシャ政府、5月17日夜に、

「7月1日より外国人観光客の受け入れを開始する。」

と発表!

同じ EU 内の国が国境を外国人に開けることで、EU も同様の措置を取る可能性高し!

空港でコロナウイルス PCR テスト

現在、そしておそらく6月15日以降も問題となるのが、入国者の感染の疑い。

まさか観光客に、

「2週間隔離してください。」

とはいきません。日本人特有の短い休暇では、隔離が終わる前に休暇が終わってしまいます。

そこでウイーン空港では コロナウイルス PCR テストを提供しています。

参照 : viennaairport.com

テストで陰性がわかれば、隔離が免除されます!

ただし!

テスト費用の190ユーロは自費。事前にテストの予約が必要です。

今後、国境が開くに従い、当初は同じような措置が他の空港でも実施されるかもしれません。

ドイツ政府 渡航警告 延長せず! – コロナウイルス

日本政府(外務省)は国外の状況に応じて渡航延期、中止勧告、退避勧告などを出しています。

ドイツ政府は渡航警告 / Reisewarnung を出します。これが出ると予約したパッケージ旅行をキャンセルできることができる法的な根拠となり、とても重視されています。

先月、ドイツ政府がその警告勧告、それも全世界向けを、6月15日まで延期!!

ドイツ人、

「夏の休暇が終わった~。」

と嘆きました。

しかし本日、5月17日、外務大臣は、

「渡航警告は6月15日以降、延期せず!」

と発表。

参照 : br.de

今後は感染が蔓延している国は個別の警告を出すそうです。これでまたひとつ、6月15日からの旅行制限が解除です!

速報!EU & ドイツ入国制限 再延長決定!

コロナウイルス ドイツ国内の感染状況 & 入国制限

5月13日、ドイツ政府は EU 委員会の勧め通り、第三国、すなわち EU 外からの入国制限を1か月、6月15日まで延長する決定をしました。

以下、その原文の引用です。

Die Bundesregierung hat entschieden, der Empfehlung der EU-Kommission vom 8. Mai 2020 zu folgen und zur weiteren Eindämmung von COVID-19 bzw. der weiteren Verbreitung des Corona-Virus die bereits bestehenden Reisebeschränkungen für alle nicht unbedingt notwendigen Reisen aus Drittstaaten in die Bundesrepublik Deutschland um weitere 30 Tage zu verlängern.

参照 : germany.info

いいニュースはドイツとルクセンブルク国境閉鎖は5月15日で終了、デンマーク、オーストリア、チェコとの入国制限は月末に終了、そして6月15日からはその他の国との国境が空く予定です。

EU 入国制限 – 30日限定

3月16日のG7 首脳電話会談にて、EU への入国制限が提案されました。これに従い、3月17日(火曜日)にEU加盟国首脳が電話会議を開き、EUへの入国制限を決議しました。

ドイツ政府はこの決議を直ちに実行、3月17日から30日間、ドイツへの入国は制限されます。例外はEU国籍、もしくはドイツに長期の居住権を有する者。

ドイツ入国 注意情報

ドイツ入国に関しての注意情報です。

ドイツのナショナルキャリアであるルフトハンザは、日本で感染が流行る前、1月29日の段階で中国へのフライトをすべてキャンセルしました。

参照 : spiegel.de

しかしながらドイツ政府は中国国籍者の入国制限はしていません。今後、日本での感染がどれだけ蔓延するかに拠りますが、中国以上の規模の蔓延にならない限り、日本国籍者への入国を制限することはありません。

入国カード / Aussteigekarte

とは言っても、「何も申告なしで入国できる。」ものではありません。中国、韓国、イタリア、そして日本からドイツに入国する者は、入国カード / Aussteigekarte に記入、入国審査でこれを提出しなければなりません。

どこで手に入りますか?

飛行機の中でもらえますが、こちからダウンロードできます。

コロナウイルス ドイツ国内の感染状況

コロナウイルス ドイツ国内の感染状況 & 入国制限

ドイツ国内の感染者は、バイエルン州の自動車部品メーカーが中国の上海から招いた講師がコロナウイルスに感染していた為、社員及び、その家族、合計14名に感染が広がりました。しかし保健所が濃厚接触者数百人を特定、隔離したので、感染拡大を止めることに成功しました。

しかしイタリアでの感染拡大に伴い、イタリア旅行中のドイツ人が感染、これをドイツに持ちかえったために、感染が拡大しました。2月29日の時点では、53名の感染が確認されています。

コロナウイルス 感染状況の推移

ドイツにおける感染者の数はロバートコッホ研究所が日々、そのホームページで公開していますが、日々の変遷は以下の通りです。

参照 : rki.de

かなり長くなったので、また、これからも長くなりそうなので、過去2週間分だけこちらに乗せています。感染状況の過去ログはこちらでのページでご覧いただけます。

5月17日

ドイツにおける確認された感染者は前日より620人増え、17万3772人に上昇しました。感染による死者数は7881名になりました。

5月18日

ドイツにおける確認された感染者は前日より587人増え、17万4355人に上昇しました。感染による死者数は7914名になりました。

感染者の数が少ないのは、ラインラント ファルツ州が週末で新感染者を伝えなかったから。もっともザクセンーアンハルト州では、本当に新感染者ゼロを記録!確実に減ってます!

5月19日

ドイツにおける確認された感染者は前日より342人増え、17万4696人に上昇しました。感染による死者数は7935名になりました。

新しい感染者数、死者数、共に3月に感染が拡大してから、最小の人数になりました。

感染者の多かったバイエルン州、NRW州(人口が多いから)、それにバーデン ヴュルテンデルク州での感染者が二桁になったのは、感染拡大後、初めて!

5月20日

ドイツにおける確認された感染者は前日より513人増え、17万5212人に上昇しました。感染による死者数は8007名になりました。

感染者が増えたのは、家畜解体工場で数百員人が感染したためです。

5月21日

ドイツにおける確認された感染者は前日より797人増え、17万6007人に上昇しました。感染による死者数は8147名になりました。

相次ぐ家畜解体工場での感染に続き、難民収容施設での集団感染が見つかり、NRW 州で感染者が一時的に増えました。

5月22日

ドイツにおける確認された感染者は前日より745人増え、17万6752人に上昇しました。感染による死者数は8090名になりました。

5月23日

ドイツにおける確認された感染者は前日より460人増え、17万7032人に上昇しました。感染による死者数は8174名になりました。

今日、感染者の数が少ないのはバイエルン州と並んで感染者の多かったバーデン ヴュルテンベルク州がデータを入力していなかったため。明日には増加するかもしれません。

5月24日

ドイツにおける確認された感染者は前日より638人増え、17万7850人に上昇しました。感染による死者数は8216名になりました。

バイエルン州、バーデン ヴュルテンベルク州での感染者が3桁に戻った一方で、東ドイツのメックレンブルク フォーアポマン州、ザクセン アンハルト州では、新感染者ゼロ!!

5月25日

ドイツにおける確認された感染者は前日より289人増え、17万8570人に上昇しました。感染による死者数は8257名になりました。

新感染者数、死者数共に、(感染拡大以来)最低記録を更新!もっともヘッセン州の教会で集団感染が発生。現時点で160名以上が感染しています。命の危険を冒していなんきゃならのかね、教会に?

5月26日

ドイツにおける確認された感染者は前日より431人増え、17万8281人に上昇しました。感染による死者数は8247名になりました。

5月27日

ドイツにおける確認された感染者は前日より362人増え、17万9002人に上昇しました。感染による死者数は8302名になりました。

感染者の多かったハンブルクで、感染拡大後初めて、0名の感染が確認されました。

5月28日

ドイツにおける確認された感染者は前日より432人増え、17万9364人に上昇しました。感染による死者数は8349名になりました。

5月29日

ドイツにおける確認された感染者は前日より353人増え、17万9717人に上昇しました。感染による死者数は8411名になりました。

5月30日

ドイツにおける確認された感染者は前日より741人増え、18万458人に上昇しました。感染による死者数は8450名になりました。

感染者数が増えたのはバーデン ヴュルテンベルク州で、これまでの感染者数と報告数の比較を実施、少なかった350名が一回で計上された為です。

5月31日

ドイツにおける確認された感染者は前日より738人増え、18万1196人に上昇しました。感染による死者数は8489名になりました。

前日同様に今回もバーデン ヴュルテンベルク州で感染者の修正があり、239名の患者数が追加されました。

6月01日

ドイツにおける確認された感染者は前日より286人増え、18万1482人に上昇しました。感染による死者数は8500名になりました。

ドイツは今、連休中。このため、バーデン ヴュルテンベルク州とブレーメンから新感染者の報告がなかったので、数が少なくなっています。

ロバートコッホ研究所 – ドイツ国内の感染危機判断 / Lagebericht

ロバートコッホ研究所は新型コロナウイルスの感染者数の上昇に伴い、新型ウイルスによるドイツ国内での感染危機判断をぼちぼち/maßig から高い / hoch に変更しました。(2020年3月17日)

欧州内での感染拡大により、中国(、イラン、韓国に次ぎ、イタリア、スペイン(マドリッド)、フランス東部は危険地域に指定されました。3月15日、ロバートコッホ研究所は米国のカリフォルニア、ワシントン、それにニューヨークを危険地域に指定しました。

危険地域からドイツに入国する際は、厳しくチェックされますが、日本は危険地域に入っていませんので、心配されませんように。

ドイツのコロナウイルス 感染対策

ドイツでは問題が起きてから対策を協議して決めるのではなく、すでに危機対策案が出来上がっています。今回のような感染病の場合、感染医学の権威であるロバートコッホ研究所が主導する危機対策本部が設置されます。

この対策本部が設置されると、日本のように閣僚が合って協議をすることはなく、ほぼ自動で対策本部から各州に、疫病対策計画の発動を準備するように通達が出ます。すると各州の衛生局はあらかじめ決められた対策を実行に移します。

結果、対策本部が設置されてから24時間以内に感染者が出ている州では疫病対策計画を発動、州の管轄下にある大学などで催しが中止になっています。

日本のように危機が発生する度に閣議を開き、続いて国会を開いて決定、それから参議院に法案を送って、、いう手間がないので、実に早く、効果的です。

コロナウイルス ドイツ国内の感染状況  – ホットライン

厚生省は倦怠感、発熱などの症状が出て、「ひょっとして感染?」と疑っている方は、病院や診療所に行かず、ホットラインの 1450 に電話するように通知しています。

症状の具合により医療班チームが自宅まで派遣されるか、隔離病棟のある病院を教えてもらえます。

この番号に加えて、各州はホットラインを設けています。例えばデユッセルドルフなら、0211- 9119 1001 です。お住いの地域のホットラインは検索サイトで、”coronavirus bürgertelefon + 街の名前”を入れると、表示されます。

語学学校の日本人受け入れ状況

一部の語学学校で「北海道からの参加は当面、お断り。」というケースもありますが、そのようなケースは一例だけ。他の学校では日本からの参加者の制限は行われていません。

又、語学学校の授業自体がキャンセル、あるいは延期になったケースは現時点では報告されておりません。

留学中に コロナウイルス に感染したら費用はどうなるの?

渡航前に留学保険にご加入ください。ドイツ ワーホリ・留学保険 ドクターヴァルターは、月33ユーロ(エデユケア24 s)という格安の保険料にも関わらず、ドイツで新型コロナウイルスに感染された場合は、病院での入院治療費用をカバーしています。

入院が長引いて保険加入期間が切れた場合でも、90日まで補償が延長されます。

隔離されたらお給料はどうなるの?

もし同僚に感染者が出て、「濃厚接触者」として隔離、すなわち自宅待機になった場合、「お給料はどうなるの?」という心配があると思います。

日本では、「有給休暇を取りやすくする。」と政府は発表。すなわちまだ策がなく、これから対策を練るという出たこと勝負。

ドイツではそのような場合の処遇は、感染保護法 / Infektionsschutzgesetz にてすべて規定されています。

すなわち保健所から隔離 / Quarantäne の命令が出た場合は、会社は社員にお給料を自宅待機中も(最高で6週間まで)払う義務があります。

その一方で会社は自宅待機していた社員に払ったお給料を、官庁から払い戻してもらえます。政府が専用の基金を設けている場合はそちらに。そうでない場合は、厚生省に払い戻しを請求できます。

ただし!払い戻しを請求できるのは、隔離終わりから3か月以内に請求を上げた場合に限られます。

学校、催し物の中止、延期等 – コロナウイルス ドイツ国内の感染状況

ドイツのブンデスリーガ

ドイツは日本と異なり連邦制のため、学校、催し物の中止、開催を決めるのは、各州になります。この為、各州は危機対策本部に連絡員を送るなどして、ロバートコッホ研究所の意見を取り入れ、独自の判断を下しています。

例えば他の州ではサッカーは無観客で試合が行われましたが、ベルリンでは観客での開催。もっともこの観客を入れての開催は、メルケル首相などの怒りを買い、ドイツ サッカー連盟は全国で一致した対策を協議。

結果、ドイツのブンデスリーガの試合を当分、延期するとしました。

参照 : spiegel.de

見本市、コンサート、学校、幼稚園等

見本市やコンサートも州の衛生局が、

「感染の危険なし。」

と判断すれば、基本、挙行できます。しかしどの衛生局も、「見本市、コンサート等、密閉空間での催し物は感染の危険大。」と同一の判断をしたため、現時点では1000人以上の催し物はほぼ中止です。

今後は1000人以下の規模の催し物も、州の衛生局は危険と判断しているケースが多いですが、500人以下の催し物はまだ挙行されています。

学校は3月16日の月曜日から、キリスト教の復活祭の終わり(4月中旬)まで、お休みとなりました。総合大学は4月中旬からのスタートなので、現時点では「計画通り」、ゼミを開始する予定です。

専門大学は4月の頭からの開催予定でしたが、多くの州で4月中旬まで開始を遅らせることが決定されました。

サッカー ヨーロッパリーグ 冬に延期?

2020年6月に開催される予定のサッカーの大イヴェント、サッカー ヨーロッパリーグの計画通りの開催はほぼ無理な現状です。協議を開催する Uefa は12月への延期を検討しており、正式な決定は3月17日の会合後に発表される予定です。

日本の東京オリンピック開催もかなりきわどいです。実際、欧州での報道では、「日本、とりわけ安倍首相はまだ開催する気でいる。」と報道されており、日本政府の見解は現実的でないとの見方が一般的です。

語学学校

語学学校では5月18日より、オンラインではない、授業が再開されます。ただしコロナ対策が必要なため、当初はクラスの人数を減らしての、少人数のクラス編成になります。

コロナウイルス 関連のフェイクニュースに騙されないっ!

コロナウイルスのような目に見えない病気が蔓延すると、これをお金儲けに利用する人が現れます。典型的なものは、マスクの転売です。これに加えてフェイクニュースを SNS 上に投稿、その拡散を見て楽しんでいる人がいます。

さらには、「コロナウイルスに効く新薬を開発!」などと称してお金儲けを稼ぐ輩まで。そのようなフェイクニュースに騙されない方法はひとつ、ニュースに踊らされず、落ち着いて行動を取ることです。

疑心暗鬼

日本独特の報道は、消費者に不必要な不安を巻き起こしています。「イスラエルが日本人の入国を制限した。」だけで済ませておけばいいのに、「これが他の国にも広がったら、、。」と余計なコメント。

結果、視聴者は不安になり、「ドイツも日本人の入国を制限したら、、。」と考え始めます。ちゃんとしたニュース源を見れば、ドイツが中国や韓国、イタリアに対しても、入国制限を行っていない事はわかります。

その時点で不安は消え去るのに、疑心暗鬼に陥った為、理性のある行動を取ることができません。心配になった方がこれを SNS に投稿すると、フェイクニュースの格好の的。ナパーム弾のように大炎上して一気に拡散します。

そのようなニュースをみて状況判断をするのではなく、信用できるニュース源を見てください。ロバートコッホ研究所の発表は、字も小さくて、私にも読みにくいです。

参照 : rki.de

だからといって SNS で情報収集をしていたら、今頃、トイレットペーパーをパニック買いする主婦に交じって、レジの列に並んでいるかもしれません。

落ち着いて状況判断を!

パニックになると、理性のある行動はとれません。不安に駆られるのではなく、不安にさせそうなニュースを見たら、そのソース(源)を確認しましょう。正しいニュースには必ず根拠があります。

一方、「トイレットペーパーがなくなる。」、のようなニュースは、「~らしい。」という個人の推測でこれを裏付けるデータはありません。