ゲッテインゲンの小規模なドイツ語の専門学校
ゲッテインゲンの語学学校 タンデム ゲッテインゲン
タンデム ゲッテインゲンはゲッテインゲンにあるドイツ語の専門学校です。
学校の創設時は”Sprachzentrum”という名前だった為、”Tandem-Göttigen-Sprachzentrum”が正式名称です。
ゲッテインゲンと言えば、ドイツで一番優秀な大學との誉れ高いゲッテインゲン大學が想起されます。
そこで「大学への入学を目指して語学学校に通いたい!」と思いますが、市内にはドイツ語の語学学校が少ないんです。
「ゲーテはあるが、高過ぎる!」という場合は、タンデム ゲッテインゲンしか選択肢がありません。
この付近はグリムの童話の発祥地で、ちょっと郊外に行くと、のどかな田園風景が広がっています。
都会志向の方には向いていませんが、田舎でドイツ語を学びたい方にはぴったり。
とりわけ日本人には人気がない町なので、「日本人の少ない学校、町に留学したい!」という穴場のドイツの町をお探しの方にお勧めします。
倒産
元々、生徒の少ない語学学校だったので、コロナ禍が命取りになりました。
その後、後継者が見つかり学校を再開したのですが、長続きしませんでした。
学校は倒産して名前も校舎もなくなりましたが、今でもお問い合わせがまだ来るので、ページだけは残しておきます。
学校の特徴
タンデム ゲッテインゲンは市の中心部、旧市街地内にあり、交通の便も大変よく、買物等をするにも便利な場所にあります。
学校は小規模の学校なので、これからドイツ語の学習を始める初級1のレベルの参加者が十分に集まらない欠点があります。
この為、この学校に通えるのはA-2レベルの方からです。又、寒い時期(11月~3月)は生徒が少なく、週5回のレッスンが週3回に減らされることがあります。
こうした制限があるので、こちらの学校は生徒の多い時期、5月~9月の留学をお勧めいたします。
タンデム ゲッテインゲン住所 & 連絡先
Tandem Göttingen
Hospitalstrasse 5
D-37073 Göttingen
Tel. : +49-(0)551-485055
E-Mail : info@sprachzentrum.de
学校の所在地
学校の最寄り駅
バス11,12,22番等のGeismartor 駅
各種インフォメーション
料金に含まれるサービス
教材 & 教科書
生徒の平均人数
学生の平均年齢
最少年齢
スタッフが対応できる言語
英語、ドイツ語
生徒の国籍
コース内容
初級1レベルのコ-ス開始(参加)日は、以下の日に限られます。
2022年 3月21日, 5月13日
タンデム ゲッテインゲンはさまざまな(対面)レッスンを提供しています。
が、ここで紹介するのは集中コースのみです。
他のコースは参加者が不足で、グループレッスンが成立しないからです。
コース参加は、ドイツ語の学習経験があれば、毎週月曜日から可能です。
集中コース
初級2レベル(学習時間200時間以上)は、毎週月曜日からコース参加が可能
週20レッスン(1単位45分)
月曜日~金曜日(祝日を除く)
朝9時~12時15分
クラス定員:最高12名まで
3週間 | 370EUR |
4週間 | 485EUR |
6週間 | 705EUR |
8週間 | 925EUR |
10週間 | 1145EUR |
12週間 | 1365EUR |
14週間 | 1585EUR |
延長 | 110EUR/週 |
※この他に登録料65EURがかかります
※6月~8月は週35ユーロの追加料金が加わります。
タンデム ゲッテインゲン宿泊施設
学校が紹介してくれる宿泊施設は、
- ホ-ムステイ
- WG(シェアハウス)
になります。
もっとも皆さんが考えているようなシェアハウスではありません。
学校はホームステイの食事なしをシェアハウスとして提供しています。
ホームステイ
朝食付 | 28ユーロ/日 |
二食付 | 36ユーロ/日 |
WG(シェアハウス)
食事なし | 24ユーロ/日 |
タンデム ゲッテインゲン / Tandem Göttingen – 留学までの手順
お申し込みを送信後、留学までの手順は以下の通りです。
- 24時間以内に、お申し込みを確認するメールをお送りします。
- 入学を手配して請求書を発行、入学確認書と共にメールに添付してお送りします。
- 2週間以内に費用をお支払いください。
- 入金が確認されましたら、ご連絡します。
- 航空チケット購入、ドイツ留学・ワーホリ保険にご加入ください。
- 出発!
質問集
その他、不明な点などございましたら、質問集をご覧ください。疑問、悩みの90%は、こちらで解決いたします!
ご利用規約
お申込みいただく前にご利用規約にて、キャンセル条件等、ご確認ください。
街の紹介
ゲッテインゲンは、ニーダーザクセン州の南端にある大学町です。
と言われても、「さっぱりわからない。」という方には、「ハノーファーの南100Km」にある町です。
人口は11万8000人。そのほぼ20%が大学生というから、とっても年齢層が若いのが特徴。
ただ、「コレ!」という全国でも有名な観光名所がないために、日本では極度に知名度が低い。
デユッセルドルフと異なり中心部には古い町並みがそこそこ残ってます。デユッセルドルフのコンクリートジャングルと異なり、心が和みます。
又、物価、特に家賃が安いので、留学生には住みやすい町です。
名前の起源
ゲッテインゲンの名前の由来は実に簡単。
“Gote”という小川の辺にある集落だったので、ここに住む人は、「何処何処に住む人。」という意味で、”-ing”。
さらに集落なので複数形の”-en”が加わわり、Gottingenと呼ばれた。その後、ドイツ語で発音し易いようにウムラオトして、”Goettingen”となった。
街の歴史
近郊で石器時代の居住跡も見つかっているが、町の発展は中世も中頃になってから。
この地に居住して、交易を営んでいた小さな商人の集落が、街の起源になっていると推測されている。
ようやく13世紀になってからこの土地を支配していた伯爵が、この地にその居住地を置くことに決定。
まずは外敵の侵入を防ぐために城壁をめぐらして、やっと街の輪郭が出来上がった。
こうして形成された町の中心部には市場があり、これを囲むように市庁舎や教会が建設された。この街作りのモデルは、今日でもドイツの諸都市に見ることができる。
ゲッテインゲンは交通の要所にあった為、13世紀から15世紀にかけて多くの商人がこの地を訪れるようになる。
地場産業の織物が人気を博して、町は大いに発展する。16世紀には経済にかげりが出てきて、税金の軽減を求める商工業者と市の役人との間で小競り合いが続く。
宗教戦争(30年戦争)
ルターの就航改革が始まると、ゲッテインゲンの住民はその教えに熱狂。プロテスタント派の町となる。
17世紀には宗教戦争(30年戦争)が悪化、街は防壁の増強を開始するが、カトリック教会軍、ワレンシュタイ将軍の軍門に下る。
ワレンシュタイン将軍に身代金を払って街が開放されたと思いきや、これは災難の始まりでしかなかった。
今度はプロテスタント軍の Tilly 将軍が街を包囲、5週間に渡って砲撃を続けた為、食料がくなり街は降伏する。
降伏後も占領軍が駐留したため、住人は町から逃げ出し、この時期にはゴーストタウンになった。
復興
町の復興は18世紀に入ってから。
この町を支配下にいれたブラウンシュバイク選帝侯は、ちなみに英国でジョージ1世として英国の王家に君臨したのもこの選帝侯の息子。
領内に大学がないので、この地に大学を建設する事に決定した頃から、町の復興が始まる。
7年戦争時、そしてナポレオン戦争時にはフランス軍に占領されるが、ナポレオンの敗退後、今度はプロイセンが軍をゲッテインゲンに進めてきた。
選帝侯は最後の抵抗を試みるが、幾戦練磨のプロイセンに歯が立たず降伏、こうしてゲッテインゲンはプロイセン領となり、今日に至っている。
行き方 – 最寄り空港
ゲッテインゲンの最寄り空港は、フランクフルト空港です。電車で2時間で着いてしまいます。
ちょうどフランクフルトから、デユッセルドルフまで行く距離と同じ。
総合評価
町の印象 | |
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施設 | |
交流活動 | |
授業の質/ あなたの上達度 | |
料金に見合う内容か | |
ホストファミリー | |
学生寮 |