ハイデルベルク大学 サマーコース は

と並んで、最も人気のあるサマーコースです。

人気の秘訣は今では珍しい宿泊施設付き!

お陰で毎年、応募の締め切り期限の前に満員御礼。

参加をお考えの方、遅くても

「ゴールデンウイークの前」

までにお申込みください。

ハイデルベルク大学 – ドイツ最古の大学

ハイデルベルク大学と言えば、

「ドイツ最古の大学」

という文句が必ずついてきます。

「大阪+食い倒れ」

みたいなもの。

そのハイデルベルク大学の正式名称は、

“Die Ruprecht-Karls-Universität Heidelberg”(ループレヒト カール ハイデルベルク大学)

です。

そんなに長い名前を語る人はおらず、ほとんどの人は

“Uni Heidelberg”

と読んでいます。

大学の創設

大学の創設は14世紀まで遡ります。

当時、アヴィニョン捕囚で知られる出来事で、ローマ教皇はフランスで捕囚されていました。

これが原因で、教皇がフランスで神学を学んだ者のミサへの出席を禁止。

結果、

「神学者が足らない。」

という

「特需」

が発生。

そこで神学者を育成するために

1386年、ローマ教皇が勅命でハイデルベルク大学の建設をループレヒト1世選帝侯命じます。

 

こうした経緯があり大学の正式名称には

「ループレヒト」

の名前を冠しています。

こうしてハイデルベルク大学は、ドイツで最古の大学となったわけです。

神聖ローマ帝国内ではプラハ、ウイーンに次いで3番目に設立された大学でした。

講堂不足を補う秘策

この為、地元の人が外国人を見つけると、

「是非、教えてあげなくては!」

という使命に駆られ、

「ハイデルベルク大学はドイツ最古の大学なんだよ(凄いだろう!)。」

 

と聞かされます。

何度も、何度も。

お覚悟を!

もっとも物事には表裏あるものです。

大学関係者は決して語りませんが、ハイデルベルク大学創設当初、

「講堂が足らない。」

という問題に悩まされます。

その解決策を示したのが後継者のループレヒト二世。

講堂を確保するために、なんと街に住むユダヤ人を追放。

その空き家を講堂をして利用することで、問題を解決しました。

自慢話を聞かされたら、地元民に教えてあげてください。

ハイデルベルク大学 改革

1518年、ルターがハイデルベルク大学で神学者と

「教会の改革の必要性」

について論争を行います。

しかし大学の上層部は🙈🙊🙉で、方向転換を拒否。

ところがルーターの論争から40年後、ハイデルベルクを納めるファルツ選帝侯になったのはノイブルクの領主でもあったオットハインリヒ。

ノイブルク – 強固な城壁で守られたドナウ河畔の古都

彼は

「キ」

が付くほどの熱心なプロテスタント信者。

鶴の一声で大学改革が実行されます。

ハイデルベルク大学では今後、プロテスタントの教えが主流になります。

加えて古臭い神学者の服装規定も廃止され、

「普段着でよか。」

とされます。

ループレヒト カール ハイデルベルク大学

19世紀初頭、フランス軍がハイデルベルクに侵攻。

ファルツ選帝侯は焼け落ちた町を見限り、マンハイムに遷都。

この

「権力の空白」

を利用して、ハイデルベルクはバーデン家の支配下にはいります。

当然、ハイデルベルク大学もバーデン侯爵家が経営することになります。

これに伴いバーデン侯爵の名前

「カール フリードリヒ」

が大学名に加わり、

「ループレヒト カール ハイデルベルク大学」

となります。

初の女性大学生

大学の特徴

ちなみにこの時点で、大学で学ぶことを許されていたのは男性のみ。

ハイデルベルク大学に初めて女性が入学を許されたのは1869年。

それもロシア人。

ロシアでも高等教育を拒まれた為、ドイツに留学したわけです。

彼女は後に世界初の女性教授となる、えらく頭のいい数学家でした。

もっともこれは例外措置。

一般女性が入学できるようになったのは20世紀になってから。

ノーベル賞受賞者

大学の優秀さを図る指標のひとつが、ノーベル賞を受賞した学者の数。

ちなみに東京大学は9人。

日本全土でも31名。

なのにハイデルベルク大学は33名で、ゲッティンゲン大学に次いで2番目です。

さらに

「ハイデルベルク出身のノーベル賞受賞者」

という枠組みでは、なんと55名の受賞者です。

世界中探しても、こんなに多くの有名な学者を輩出する街はありません。

街の紹介

ハイデルベルクの観光名所

ハイデルベルクの街はバーデン ヴュルテンベルク州にある人口15万人程度の街です。

しかしアクセスのよさも手伝って、

毎年350万人もの観光客が訪れるドイツでも指折りの観光地です。

 

単純に計算をすれば、毎日1万人近い観光客が訪れている計算になります。

勿論この中に、相当数の日本人団体観光者が含まれています。

何故、こんなに人気なのでしょう?

答えを知りたい方は、こちらをご参照ください。

ハイデルベルク 日本人に人気の観光名所を大特集!

アクセスデータ

ハイデルベルク中央駅

ハイデルベルクの最寄空港はフランクフルト空港です。

第一ターミナルの地下に電車の駅があります。

日本航空などは第二ターミナルに到着しますので、ターミナル1に移動してください。

ここからハイデルベルク中央駅(Hbf)まで、電車でおよそ1時間です。

「ちゃんとたどり着けるか心配だ。」

という方は、空港からの送迎をご利用ください。

ドイツ空港送迎 – 目的地まで心配いらず!

ハイデルベルク大学 行き方


古い大学の例にもれず、ハイデルベルク大学の大半は旧市街地の真ん中にあります。

医学部などはネッカー河を渡った山の裾野にありますが、サマーコースが開催されるのは旧市街の

”Neue Universität”(新しい大学)

です。

中央駅から

「バスの31番」

に乗り、

“Universitätsplatz”(大学広場)

で下車すれば、新しい大学は目の前です。

市内交通

ハイデルベルクの人口は15万人程度。

ドイツの規模でも、大都市とは言えません。

なのに路面電車が走っている珍しい町。

多分に、この街を訪れる観光客のお陰ですね。

路面電車とバス路線がかなり密に巡らされているので、少々遠くても、大学に公共交通機関で通学できます!

窃盗団に注意!

観光名所にはいろんな国からの人が集まります。

中には

「盗まれる方が悪い。」

と考えている人もいます。

この為、

机の上に貴重品を置いてトイレに行くような、軽率な行動は避けてください。

 

トイレに行く場合でも貴重品を身につけて行くか、(本当に)信用できる人に預けてからその場を離れてください。

市内では観光客を狙ったスリが、東欧から出稼ぎに来ています。

日本人は

「えっつ!?」

と思えるほど無防備なことを知っているので、大人気です。

観光客を狙う窃盗団(中年女性の場合も多い!)は3人グループで行動しています。

  1. 一人が周囲を監視
  2. 二人目お財布を盗み
  3. 三人目は実行犯から財布のパスを受けて、足早に逃げ去ります

お尻のポケットに携帯を入れておくと、

「あっ!」

という間になくなります。

ハイデルベルク大学 サマーコース 【宿泊施設付き】

ハイデルベルク大学 サマーコース 【宿泊施設付き!】

ハイデルベルク大学 サマーコース は観光地として名が知られているためか、日本人にも人気のコースです。

さらに今では貴重な宿泊施設付き!

加えてA1 (初級レベル)もある珍しいサマーコースです。

ただし、全くの初心者は入学できません!

 

加えてハイデルベルク大学は、

  • 上級者向けの経済ドイツ語コース
  • ドイツ語の教師用のコース

も提供してます。

もっとも上級者向けのコースをご利用される方は、皆無。

そこでここで紹介するのは初級、中級、そして上級者者向けのドイツ語コースになります。

注意点

ハイデルベルク大学、仕事がかなり遅いです。

 

申し込みを送っても、

「入学できます。」

という返事が来るまで、1週間程度、時間がかかります。

去年はお客様がお申込みをキャンセルされたので、その返金交渉。

実際に返金されるまで7週間もかかりました!

寝具持参!!

寝具

ハイデルベルク大学は、学校が仲介する宿泊施設での寝具を提供していません!

ベットとマットレスがあるだけです。

此の為、

  • マットレスカバー(200cm x 90cm)
  • 掛布団
  • 枕カバーと枕

は持参が必要です。

ハイデルベルク大学 サマーコース詳細

以下にサマーコースの詳細を表形式で挙げておきます。

御覧の通り、ハイデルベルク大学では宿泊費は現地払いです。

以下の費用に含まれているのは、コース費用と当社の手配費用のみ。

よく(何故か)お尋ねいただく

航空チケットや食費などは、この費用に含まれておりません。

 

レベル

初級(A1+,A2) 、中級(B1,B2)、上級(C1)

期間

2026年 7月29日~8月27日 (募集中

チェックイン、アウト

チェックイン:7月29日 & 30日(12時~19時まで)    チェックアウト:8月28日(10時まで)

授業時間

授業は9時~12時30分まで、(週20単位)。

クラス定員

16名程度

申し込み期限

2026年1月1日から。定員になり次第締め切りとなります。(通常、4月に定員になります。

遠足

ボーデン湖、ケルン、ニュルンベルクローテンブルクシュトラースブルク、トリアー、テユービンゲン

費用

19万円5000円

費用に含まれるもの

授業料(教材費は含まれず

日帰り遠足、ワークショップ、午後のゼミナール

弊社の手配手数料

宿泊費

平均して400~450ユーロ(現地で現金での支払いになります。)

宿泊施設

部屋には、机、椅子、ベット、蒲団、戸棚などがついています。

寝具は貸与されず、持参になります。

昼食は学生食堂(有料)で取れますが、朝食・夕食は各自で調達・調理が必要です。

インターネット、Wifi

大学構内では Wifi が使用できます。

参加条件

18歳以上。

その他

コース参加には、ドイツで有効な健康保険に加入されている事が条件です。
ドイツ留学保険はたったの38,5ユーロ/月で加入できます。

【売上 No.1】 ドクターヴァルター ドイツ留学・ワーホリ保険
加入されてから渡独してください。

必要書類

パスポートのコピー

お支払い

お申し込み後、24時間以内に請求書を発行しますので、1週間以内にお支払いください。

キャンセル

2月27日まで  5万7千円がキャンセル料となります。
5月30日まで  8万5千円がキャンセル料となります。
以降      返金はありません。

サマーコース 質問集

これまでお問い合わせいただいた人気の質問を質問集に挙げておきました。

99% の疑問は、こちらをご覧いただければ解決できます!

大学季節コース Q & A 疑問はここで解決!

お問い合わせ & お申込み

質問集を読んでも解決できない場合は、こちらからお問い合わせいただけます。

又、お申込みはこちらからオンラインで!

 お問い合わせお申込み