皆さん ドイツの語学学校 はどのような基準で選んでいますか。
「予算が限られているので、安い学校に決まっている!」
と言う方は、他に選択肢がないですから迷うことはありません。
そうではない場合、何を基準にドイツの語学学校を選びますか。
目次
選び方の基準で成否が決まる?
当店には
- 日本人の少ないドイツの語学学校を紹介して欲しい。
- 会話重視のレッスンを受けれる語学学校を紹介して欲しい。
というご要望が多く寄せられます。
その一方で、
というご相談をいただいたことがありません。
そこでここではドイツの語学学校の選びでどんな点に注意すればいいのか、解説したいと思います。
語学学校に通う目的を忘れるべからず
かって私自身、ドイツに自費留学しました。
ですからドイツの語学学校で、
「留学資金が限られているので、安い語学学校を!」
というのは理解できます。
でも、
「日本人の少ないドイツの語学学校を紹介してください。」
とは、如何なる目標を目指しての事なんでしょう?
語学学校に通う目的はドイツ語の習得です。
なれば、これを効率的にできる環境
- いい授業を提供している学校
- ちゃんと生徒のレベル分けをしている学校
- クラスの定員を守っている学校
- 自習用の学習機材が揃っている学校
- いい居住環境を提供している学校
を提供しているドイツの語学学校を選ぶべき。
これらを無視して、
「日本人が少なければそれでいい。」
というドイツの語学学校の選びに違和感を感じませんか?
日本人が少ない学校
授業のレベルや居住環境は二の次で、
という方には日本で知名度の低い街の学校をお勧め。
具体的にはラドフルツエルや
リンダウの語学学校です。
もし、
「日本人の数よりも、授業のレベルや生活環境も気になる。」
という場合は、少し考えてみましょう。
日本人の居ない(少ない)街は、人口が少ない小さな街です。
そんなドイツの語学学校に留学する利点は、治安の良さ。
人口の少ない街の欠点は、小さな街に付き物の弊害です。
私自身、シュタウフェンという人口7千人程度の街のゲーテ・インスティテュートに通いました。
人口が少ない街の弊害
人口が少ないドイツの語学学校に通うと、さまざまな弊害があります。
一番困るのは生徒の数が少なく、
加えて日本人の居ない小さい街のもうひとつの欠点は授業の後、週末に街ですることがないことです。
月曜日から金曜日まで、語学学校のドイツ語のレッスン、予習、復習で頭がパンパンです。
週末は気分転換したいですが、何もないです。
学友が要れば問題ないですが、仲のいい学友は4週間ほどで帰っていき、その後は孤独との戦いです。
ホームシックになって毎晩、泣いている日本人女性も見かけました。
又、小さな街では日本食料品は入手不可能です。
日本食はおろか、米さえも手に入りません。
売れているのは
“Milchreis”(ミルク米)
と呼ばれるリゾット用のコメ。
パエリャを作るなら最適ですが、煮ても炊いてもおいしい物ではありません。
4週間ほどの留学であれば、小さな街でも気になりません。
会話重視の授業で会話能力を上達させたい!
次は人気の誤解、
「会話重視の授業で会話能力を上達させたい。」
を取り上げてみたいと思います。
日本人は総じて会話が苦手です。
皆さん、
「授業で会話の練習をすれば、会話能力が上達する。」
と思われています。
でも、会話が苦手な人がドイツの語学学校で間違いを指摘されても、会話能力は上達しません。
ドイツ語の表現を暗唱して身につける!
試しに皆さんが好きなネットニュースの3~4行を辞書など使用せず、3分以内にドイツ語に直してください。
これをドイツ人に見せると、
「一体、何の記事なの?」
と目を丸くします。
そう、作文したドイツ語では意味が伝わっていないんです。
3分も時間があってもちゃんと意味の通る文章を作れない人が、即興で返す会話でドイツ語がスラスラと出てくるわけありません。
会話能力を上達させるにはドイツの語学学校で、
- 文法を習う
- 間違いのない文章を書ける作文能力を付ける
- ドイツ語の表現を暗証して身につける
以外に会話能力をつける方法はありません。
詳細は「ドイツ語の達人になる。」をご参照ください。
会話能力アップには学生寮の生活が最適!
作文能力だけでは、会話はまだできません。
書くのと話すのは
「天と地の違い」
があるからです。
そこで会話能力を上げるには、
- 練習
- 練習
- 練習
が欠かせません。
コレに最適なのはドイツの語学学校での授業に加え、ドイツ人の彼女、彼氏に正しい表現をびっちり
「叩き込まれる」
ことです。
でもそんな恵まれた環境にある人は稀。
そんな方はドイツの語学学校の中から、学生寮を持っている学校を選びましょう。
会話能力は失敗の数に比例して上昇する!
日本人は
「間違いをしたら一生の恥」
と、100%の自信がないと発言をしようとしません。
これでは会話能力は伸びません。
一方、イタリア人やスペイン人は間違っていても平気で発言。
その度に直されても毎回、同じ間違いをしています。
そのラテン系でも同じ間違いを30回も訂正されると、流石に正しい文章を覚えます。
日本人も間違う事を恐れず、委縮しないでガンガン発言しなくてはなりません。
これが自然にできるのが学生寮の生活です。
イタリア人やスペイン人相手に間違っても、相手には気にもかけません。
そんな環境で過ごすと、緊張しないで発言できるようになります。
学生寮にはドイツ語の上級者も居るので、無料で添削までしてもらえます。
私は5年間大学に通っても話せなかったドイツ語が、8週間の学生寮での生活でペラペラになりました。
クラスの担任も、
「ここまで上達が早いのも珍しい。」
と口先の多さに感心したり、あきれたり。
会話能力アップ、とりわけ口下手な日本人には学生寮の生活が最適です。
ドイツの語学学校の宿泊先はホームステイよりも、学生寮を選びましょう。
ドイツの語学学校 50選!全土から優秀な学校を選りすぐり
一口に
「ドイツの語学学校」
といっても、ゲーテ・インスティテュートのような国営の学校から、経営者が先生を兼ねている一人だけの学校まで、その種類とレベルはさまざまです。
しかしインターネットで検索しただけでは、
- 授業(講師)のレベル
- 生徒の数や国籍
- クラスの雰囲気
- 学校の経営状況
といった、学校の内部の事情まで見ることができません。
結果、ネットで見て決めたドイツの語学学校に実際に通ってみると、
「えっ、マジ?」
という経験をします。
下手をすると、お金を振り込んだ学校が倒産するなんてことも!
そこで当店では視察旅行に出かけて、
「ドイツの語学学校50選」
を作成しました。
教師のレベルを査定するポイント
ドイツの語学学校まで視察に行くと、写真撮影しながら授業/教師のレベルをチェックしています。
授業/教師レベルを査定する主要ポイントは、
- 生徒の質問に的確に答えているか
- 一部の生徒に偏った授業をしてないか、
- 教師はちゃんと個々の生徒の出来具合をチェックしているか
- プリント授業をしていないか
- 講師が椅子に座ったまま授業をしていないか
など、チェック項目は多様です。
この査察に合格しないドイツの語学学校も数多くあります。
当店では査定に合格しなかった学校、あるいは視察していない学校への入学は斡旋しておりません。
お勧めの理由を聞け!
皆さんがエージェントに留学相談に行くと、
「この学校がいい。」
と特定のドイツの語学学校を勧めてきます。
そのお勧めの理由を聞いてください。
すると必ず、
「学校(授業)がいいから。」
と言ってきます。
あまつさえ、日本の留学エージェントは
「お勧めする語学学校」
を見た事さえありません!
留学エージェントの言うお勧めとは、
「ここの語学学校しか紹介できない。」
あるいは、
「ここの学校が一番多い謝礼金を払ってくれる。」
というエージェントの都合です。
エージェントの都合だけを考えた、
「この学校はいいから。」
と言う言葉に騙されないで!
何故こんなに違う? ドイツの語学学校 費用
ほとんどのドイツの語学学校で週20コマの
「スタンダードコース」
を提供しています。
ゲーテでは3週間で75コマの費用が1099ユーロ!
一方、世界遺産都市レーゲンスブルクの語学学校は4週間で80コマの授業が、700ユーロ。
同じドイツの語学学校なのに、
その理由は3つ
- 学校の運営方針
- 講師のお給料
- 学校の賃貸料
まずは学校の運営方針ですが。
同じ小売業でもお金持ち層向けの百貨店があれば、庶民向けのスーパーがあります。
ドイツの語学学校も同じです。
授業料を高く設定して、少数のお金持ちのお客さんを狙うか?
それとも安く設定して、裾野を広げて庶民層を狙うか。
次に費用を左右する要素は、講師のお給料です。
ゲーテの職員は国家公務員です。
これが高いのは言うまでもなし。
一方、安い語学学校の講師はフリーランスです。
学校に雇われておらず、こなした授業単位でお給料が払われます。
こうすれば講師の社会保障費(年金、健康保険、失業保険など)が節約できて、語学学校をお安く運営できます。
最後の要素の家賃は、あたらめて言うまでもないですね。
ドイツで一番家賃の高いミュンヘンの中心部に学校を借りれば、レーゲンスブルクの倍以上。
だからミュンヘンなどの都市部の語学学校は、費用が高くなっています。
専門ドイツ語コース
大きな街になると需要を超える数の語学学校があり、熾烈な客の獲得競争をしています。
そこで自分の学校を選んでもらえるように、
「差別化」
を図ります。
その方法のひとつが、
「専門ドイツ語コース」
です。
典型的なのが、
「大学入学のためのドイツ語コース」
です。
大学入学のためのドイツ語コース
ドイツの語学学校を探していて、
「大学入学のためのドイツ語コース」
というコースの名前を見て、
「大学に入るために有効なの?」
と考えるのは自然の理。
いいえ。
皆さん、日本で大学に進学する際、
「大学進学のための日本語コース」
を受講されましたか?
まさか!
ドイツ語でも同じです。
違いはありませぬ。
このような差別化したコースを提供することで、
「このドイツの語学学校に入れば、大学入試に有利!」
という誤解を生じさせるのが目的です。
唯一の例外は、
「医師の為のドイツ語コース」
です。
そうでない方は、
ドイツの語学学校 何処よりもお安く入学手配!
当店ではドイツの語学学校と代理店契約を結んでいます。
この為、正規価格で入学を手配できます。
ドイツの語学学校が発表している料金です。
当然、手数料や入会料など一切ありません。
試しに国営の語学学校 ゲーテ・インスティテュート の申し込みができる代理店を探してください。
何処にも見つからないです。
というのも正規代理店は、当店だけなんです。
その正規代理店になるには、
「手数料を取らない。」
ことが条件ですので、他の留学エージェントは代理店になれないんです。
一度、お近くの留学エージェントに相談に行って、そこで提示された料金と当社の料金を比較してください。
手数料を節約しょう!
どの留学エージェントでも面談に行くと、ドイツの語学学校への手配手数料が課せられます。
「手数料なし!」
と謳っているエージェントは名前を変えて
「入会金」
あるいは
「安心サポート料金」
と呼ばれることもあります。
でも正直に、
「当社でのお申込みは、10万円の手数料が発生します。」
などと正直に書いていると、誰も面談に来ません。
だからホームページでは手数料は明示していません。
資料の無料送付を武器に、ドイツの語学学校の相談に誘い出します。
いざ留学相談に行くと、強烈なセールスが展開されます。
すると無料だった資料の送付費用からオフィスの賃貸料、人件費などが上乗されて、安い代理店で6万円、大手では10万円という手数料を課されることになります。
そんな入学手数料を節約して、もっと有益な目的に使いませんか。
キャッシュバック
当店では
「手数料無料でドイツの語学学校に入学手配。」
を手配するだけでなく、キャッシュバックも行っております。
ご自身でドイツの語学学校をお申込みされるより、お安くなります。
無償で滞在ビザ申請サポート!
中には、
「親が留学費用を払うので、幾らかかっても構わない。」
という、恵まれた環境の方もおられます。
そういう方だからこそ、ドイツの語学学校は本当にドイツに詳しい代理店を使うべきです。
「滞在ビザはどうやって取るんですか。」
と尋ねて、
「現地で(学校に)聞いてください。」
あるいは、
「ワーキングホリデービザを取ってください。」
という回答が来る代理店は、ドイツで滞在ビザを申請したことがないので、わからないのです。
現地でトラブって相談しても、
「現地で(学校に)聞いてください。」
と言われます。
そこでドイツの語学学校に相談すると、
「自分でやってください。」
と突き放されます。
外人局での滞在ビザの申請は、語学留学の鬼門です。
(一部、有償のサポートもございます。)
ドイツの語学学校 質問集
初めてドイツの語学学校に留学される方は、学校選び、宿泊・食事まで、同じ疑問を抱えておられます。
そこで過去に寄せられたお問い合わせを集めて、ドイツの語学学校 質問集を作成。
以下のページで質問形式で紹介しています。
余程特殊な疑問でない限り、ご覧いただければお問い合わせいただく前に解決します。
是非、一度ご参照ください。